函館から江差を抜け、日本海側を北へ向かうと熊石町があります。八雲へ抜ける国道のT字路をやや過ぎて右折、「ひらたない荘」、「熊の湯」方面へひた走ると、山の奥深くにこの温泉はあります。
先にお断りしておきますが、このページ記載の電話番号と住所は、「ひらたない荘」のものです。「熊の湯」は、その「ひらたない荘」から車で3分くらい、徒歩なら15分くらいさらに山奥へ分け入ったところにあって、脱衣用の小屋以外、電話も何もないからです。
脱衣所に灯りはあったと思いますが、途中の道の危うさを考えると、たとえ車でも、日が陰るまで入ってるのもどうかと思うくらいのところです。
湯は、少し茶色めのとんでもなく熱いのが、岩の割れ目からガンガン吹き出ています。ともかく熱い。間欠泉状態で、しばらく蒸気がシューシューと吹いていたかと思うと突然、熱湯が「ガバッ、ゴボッ」と・・・。水道もありませんので、写真で横に白く流れているのは渓流ですが、この水をホースで引いてます。・・・が、湯の出かたが間欠なので、温くなったり熱くなったり結構調整は大変です。
頭の上には、春なら新緑の緑、秋なら紅葉のモミジ。写真で見える範囲がすべてですから、そう何人も入れるものではありません。渓流の横の岩壁を大きなスプーンで掬い取ったような湯船です。男女混浴。洗い場なし。蒸気は少し硫黄臭いですが湯はほんのりとしか臭いません。なかなか湯冷めのしないいいお湯です。秘湯マニアの方が話題のメニューに追加する価値の十分にある温泉です。
宿泊は下の「ひらたない荘」でできます。こちらもいい湯ですよ。